データで“時代の曲”を見る NHK『紅白直前 データで作る“あの時代っぽい歌”』
2015-12-25

データから“その時代の曲を作る”、そんな注目の番組がこの年末に放送されます!
 
タイトルは『紅白直前 データで作る“あの時代っぽい歌”』。
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NHK紅白歌合戦65年の歴史・約3000曲を徹底分析。
各時代のヒットソングデータから抽出された「歌詞」を元に自動作曲ソフト「オルフェウス」を用いて、本人が“なぜか”気持ち良くなる歌を読み解き、“あの時代っぽい歌”を作りだしたそうです。
 
リンク先では先行して「紅白The平均ソング」の【1970年代】を視聴することができます。
各時代のヒットソングをデータで探ると一体、どんな曲が生まれるのか、楽しみですね。
 
放送はNHK総合テレビ(全国放送) 2015年12月26日(土)午後9時〜9時59分。
 
 

– Comment –

この番組でも利用されている「オルフェウス」だけでなく、
Jukedeck」や「Yamaha ボカロネット(ボカロデューサー)」など、現在でも様々な自動楽曲生成ソフトが登場してきています。
 
自動化技術の登場は、同時に「人間の方が〜、いや機械の方が〜」といった議論になりがちですが、そこには新しい可能性があるのも事実。
人間の“天才的な閃き”や“重ねた経験”からしか生まれない名曲もあれば、機械が生み出す“新しい発見”というのも今後出てくると思われます。
(VJingでも人工知能の活用などが目立ってきていますが、こういった技術も積極的に活用し可能性を拡げていきたいですね。)
 
それにしてもこの番組、機械の可能性とともに「各時代にどんな傾向があるのか」を知るためにも要注目!楽しみですね!

 
ソース:

 
 
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
 
 


Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。