Microsoft Surface プロモーション事務局 は 2020年2月25日(火)より、この春新しい生活をスタートする新大学生へ向けたコミュニケーションとしてのプロモーション「まだタイトルのない君へ。」を公開した。
様々なアーティストへのオマージュが隠れたユニークな施策、音楽×マーケティングの新しい事例としてチェックしておきたい。
Microsoft Surface がポストミレニアルであるZ世代へ送るメッセージ
本プロモーションは、約9割の高校3年生が人生において重要な行為として音楽を聴いているという調査結果を受け、Surface がポストミレニアルであるZ世代へ向けて屋外広告と動画によって発信するメッセージとなる。
音楽は人々のライフスタイルやカルチャー、意思決定に大きく影響し、Z世代の多くがアーティストたちの楽曲に自分の人生を重ね合わせています。
これまで寄り添ってくれた楽曲タイトルのように、自分が主役のこれからの未来へと、Surface となら進める。想像もできなかった可能性を Surface と一緒に切り拓く。そんな想いを「まだタイトルのない君へ。」というテーマに込め、次のステップへと進む人々に届けるコミュニケーションです。
(リリースより抜粋)
13のアーティストのMVをオマージュしたプロモーションムービーも公開
今回のプロモーション「まだタイトルのない君へ。」でまず注目したいのが、13のアーティストのMVをオマージュした「まだタイトルのない君へ。」プロモーションムービーだ。
ナレーションに隠された楽曲タイトルのMVで演出されているシチュエーション、美術セット、構図などにインスピレーションを得たシーンで、Surfaceと未来を切り拓くZ世代の姿を表現している。
「まだタイトルのない君へ。」プロモーションムービー、あなたは何曲気づけるだろうか?
アーティストのファンなら、あの楽曲か、とクスッとできる内容になっている。
楽曲タイトルを隠したコピーでファンの心をくすぐる
また、OOH広告(交通広告・屋外広告)も展開される。
プロモーションムービー同様、アーティストのファンなら気づく “イースターエッグ広告”が、渋谷のハッピーボード と JR山手線まど上チャンネル、そして順次全国の交通広告、サイネージ広告、オンライン広告などにも掲出されていく。
コピーの中にも彼らが愛してきた楽曲のタイトルを隠し、人生を共にしてきたあの楽曲のようにSurface と一緒なら君だけのタイトルが見つけられる、というメッセージを全国の街に仕掛けていく。
音楽・アーティストをオマージュしたこのプロモーション。広告を見つけた際には、その楽曲を聴きながら街を歩くのも楽しいかもしれない。
音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。