空間を丸ごと撮影し3次元で高画質に再現する Volumetric Capture技術による世界初の生配信ライブ『いきものがかり Volumetric LIVE ~生きる~』
カテゴリ:エンターテック
2020-07-29

株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ(以下、以下、SML)とソニー株式会社は、SML所属アーティストのいきものがかりが、Volumetric Capture(ボリュメトリックキャプチャ)技術を使用した世界初の生配信ライブ『いきものがかり Volumetric LIVE ~生きる~』を開催することを発表した

8月2日(日)(「ワニの日」)に、YouTube・Twitterで配信される。

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©STUDIO KIKUCHI

 

いきものがかかりが『100日後に死ぬワニ』の世界の中に登場

「ボリュメトリックキャプチャ技術」は、スタジオを取り囲む数十台のカメラで撮影した実在の人物や場所を、3次元のデジタルデータに変換し、任意の方向から見た3D映像として高画質に再現できる技術だ。

実世界を丸ごと撮影し、本来カメラがない視点からの映像や、CGと合成した全く新しい映像表現が可能になる。

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今回のライブでは、ソニーが開発中のこのボリュメトリックキャプチャ技術を生配信に初めて活用することで、4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』の世界の中にいきものがかりのメンバーが登場し、テーマソング「生きる」を演奏する映像を楽しむことができる。

このライブは、ソニーグループ横断の取り組みとして、ソニー本社内に新設された国内最大級のボリュメトリック撮影専用スタジオから生配信され、4コマ漫画『100日後に死ぬワニ』の原作者・きくちゆうき氏も背景グラフィックの制作に協力している。


参考:Volumetric Captureデモ映像

 

当日は、「ワニの日」を記念したコンテンツの一つとしていきものがかりのYouTube公式チャンネル、およびSNSにて20時50分より生配信を予定している。

「テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニー」として、アーティストやクリエイターと共に革新的な表現手法を確立し、音楽ライブに新しい価値をもたらすことを目指すソニーグループの新たな取り組み、ぜひチェックを。

 

▼『いきものがかり Volumetric LIVE ~生きる~』開催概要

日程:2020年8月2日(日)20:50より生配信予定

配信プラットフォーム:

・いきものがかりYouTube公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCflAJoghlGeSkdz5eNIl-sg

・Twitterライブ配信
@firebugcontents
※FIREBUG運営チャンネルの生配信特番「100日後に死ぬワニを改めて語り尽くす60分」内

 

2020-07-29 | Posted in エンターテック | by Yuki Abe

Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。