音楽ビジネスカンファレンスMidemデジタルエディション 開催内容第一弾が発表、無料参加が可能に。
2020-05-11

6月にカンヌにて開催が予定されていたものの、新型コロナウイルス流行の影響でキャンセルとなっていた音楽ビジネスカンファレンス「Midem 2020」。そのオンライン版として開催が予告されていた「Midemデジタルエディション」の開催内容が発表された

第一弾の発表では、レディーガガやアッシャーの弁護士がキーノートスピーカーとして決定したこと、また音楽ビジネス・データのセッション開催などが明らかになっている。

嬉しいことに、アーティスト、マネージャー、音楽ビジネス関係者は無料で参加可能だ。

Midem

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開催は2020年6月2日〜5日

グローバルの音楽コミュニティが一同に介する音楽ビジネスカンファレンス「Midem」は自らの歴史上初の「デジタルエディション」として、音楽ビジネス“オンライン”カンファレンスとして 2020年6月2日〜5日 の日程で開催される

Midemデジタルエディションは、“ポスト・コロナ時代“において音楽業界が向き合うべき議論を行い、知識を学ぶ場になるよう、世界中のアーティスト、マネージャー、音楽ビジネス関係者が無料で参加できる

 

毎年注目されるMidemlabもオンライン開催、豪華キーノートスピーカーや注目セッションも

「Midemデジタルエディション」では、これからの時代を創る次世代のアーティストのキャリア形成を加速させ世界のキーパーソンに紹介する「Midemタレント・エクスポーター」、新たな音楽ビジネスを推進するスタートアップのピッチイベント「Midemlab」といった未来を見据えたプログラムがオンライン開催される。

加えて、キーノートスピーカーとして、レディーガガ、アッシャー、ザ・ウィークエンド他多数の世界的アーティストの弁護士を務める Kenny Meiselas氏 の登壇が決定している。

KennyMeiselas

 

また、新たな特集コンテンツも発表された。音楽ビジネスをデータから読み解く「Global Data Track」セッションだ。音楽流通、消費のデジタル化がマジョリティになっている現代を反映し、音楽ビジネスをデータから読み解くセッションとなる。

この領域における有力企業、ROSTR、Chartmetric、MRC Data-Globalなどがオンライン登壇し、音楽ビジネスのキートレンドやグローバル規模でスケールするためのデータ活用のツールなどについて情報提供を行う。

Midemdataimage

 

参加方法や詳細スケジュールは順次発表される。日本語での情報は、Facebook公式ページ「Midem Japan」もしくは、Midem日本公式アンバサダー鈴木貴歩のTwitterアカウント @suzukitaka でチェックできる。

6月2日〜5日は予定を空けつつ、続報を待とう。

 

■ Midem Digital Edition 公式ページ
https://www.midem.com/en-gb/midem-digital-edition.html

■ Facebook公式ページ「Midem Japan」(日本語)
https://www.facebook.com/midemjapan/


Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。