坂本龍一によるオンラインコンサート、Rhizomatiks演出にて12月12日に開催決定
カテゴリ:イベント/LIVE
2020-10-23

世界的に活躍する音楽家 坂本龍一の、2020年最後のピアノコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」が 2020年12月12日(土)、Rhizomatiksの演出でオンラインで開催されることが決定した。

配信サービス「MUSIC/SLASH」にて、世界8つの国と地域に同時独占配信される。

SKMT1212LIVE main

 
 

2020年の年のしめくくりを、業界史上最高レベルの音質を実現する動画配信サービスで

今年、日本で緊急事態宣言が発令される前の4月2日、新型コロナウィルス感染拡大により外出自粛の傾向が強まる事態の中「音楽で少しでも緊張から解放されたら・・・」との思いから、いち早くライブ配信をおこなった坂本龍一。

そんな彼が「2020年」という誰もが忘れることのできなくなったこの年のしめくくりに、通常のソロピアノコンサートとは違ったスタイルで、都内のスタジオからピアノコンサートを生配信でお届けする。

配信プラットフォームには、サービスのこけら落としとして山下達郎氏が「キャリア45年で初」というライブ映像の配信を行い話題となった、業界史上最高レベルの音質を実現する動画配信サービス「MUSIC/SLASH」を使う。

坂本龍一氏
Photo by zakkubalan ©2017 Kab Inc.

 

「少し前から考えられない高音質でストリーム配信できるようになったそう。
その新しいテクノロジーを使った、僕の初めてのソロライブです。
どこまで繊細な音が皆さんの耳に届くのか、今からワクワクしています。」
坂本龍一 コメント

 
 

演出はRhizomatiks、撮影監督にはZakkubalan

ライブの演出は、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アート、エンターテイメントの領域で活動するアーティストの真鍋大度氏率いるRhizomatiksが、撮影監督にはニューヨークを拠点として活躍する新進気鋭のアーティストZakkubalanが、坂本龍一×Rhizomatiksの世界観を最大限に引き出す撮影に挑む。

ライゾマ真鍋大度氏
Photographer: Akinori Ito

 

また、本配信では「MUSIC/SLASH」にとってさらに高音質を追求したサービスで最大96kHz/24bitのハイレゾ音質でストリーミングを行う「MUSIC/SLASH Premium(iOS、Androidアプリケーション)」が日本国内向けにローンチされる。

ハイレゾ音質の配信となるMUSIC/SLASH Premiumの視聴するためには、視聴端末にiOS、Android専用のアプリケーションをインストールする必要があり、アプリケーションをインストールができたチケット購入者はハイレゾ音質で楽しむことができる。(ハイレゾ対応ヘッドフォン・DAC・アンプなどが別途必要)

アプリケーションの入手方法などに関しての詳細情報はMUSIC/SLASHのオフィシャルウェブサイトにて後日発表されるほか、MUSIC/SLASH Premium の視聴券購入時に登録したemailによって情報が提供される。

また、チケット購入に際して、購入者は事前にトライアル動画による動作確認が必要となっている。詳細はMUSIC/SLASHのウェブサイトでご確認を。

特設サイト: https://special.musicslash.jp/sakamoto2020/

 

「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」
・配信日:2020年12月12日(土)19:30(JST) 開始予定 
・配信先:日本、アメリカ、台湾、タイ、韓国、シンガポール、カナダ、オーストラリア
・チケット販売期間:2020年10月23日(金)0:00~2020年12月7日(月)23:59(JST)
・チケット販売価格:
 MUSIC/SLASH 5,000円(税別)※世界配信(一部地域を除く)
 MUSIC/SLASH Premium 9,500円(税別)※日本国内向けのみ
・配信会社:MUSIC/SLASH https://musicslash.jp/
・チケット販売:イープラス 

 
 

2020-10-23 | Posted in イベント/LIVE | by Yuki Abe

Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。