cluster.がバーチャル上での有料イベントのチケット機能β版を公開
2018-07-13

バーチャルイベントプラットフォーム「cluster.」を運営するクラスター株式会社は、バーチャル上での有料イベントを開催するチケット機能β版を公開した。

また、本機能を利用した第1弾の有料チケット制イベントとして、人気バーチャルタレント輝夜月の音楽ライブ『輝夜 月 LIVE@Zepp VR』を8/31に開催することも合わせて発表されている。

「cluster.」の新機能も、この輝夜月のライブも。バーチャル空間における有料ライブイベントのケースとして要注目だ。

Cluster

■『輝夜 月 LIVE@Zepp VR』のcluster.イベントページ
https://cluster.mu/app/rooms/27e9f6c6-2dd9-4d3f-9360-f37d5dc347ac/

 
 

バーチャルイベントに適したプラットフォームが公開する、有料チケット機能

cluster.」は、誰もがバーチャル空間上にルームを作ってイベントやライブを楽しめ、数千名規模のイベントを開催することも可能なバーチャルイベントプラットフォームだ。

「cluster.」の特徴として、イベント開催に適した機能をそろえたプラットフォームであるということ。イベントの主催者側と参加者をシステム的に区別しており、ステージ登壇やマイク機能、スクリーン投影などを備えている。(現在の対応VRデバイスはOculus Rift、HTC VIVE、HTC VIVE Pro)

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そんな「cluster.」が今回公開したのが、イベント主催者が有料チケット制のイベントを開催できる機能のβ版だ。

今回のβ版機能の公開に伴い、バーチャル空間での有料イベントの開催を希望する企業の募集も開始している。
新しい取り組みとしてアイディアのある人はこちらも要チェックを。

■cluster.チケット機能β版の利用申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfPkw-rnea3JDmTsXVVbiz56ZRKaVboPWvf-Opf6wZAU3lo6A/viewform

2018-07-13 | Posted in イベント/LIVE, エンターテック | by Yuki Abe

Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。