YouTubeは5月14日から、YouTube上の音楽のトレンドやランキングを見ることができる 「YouTube 音楽チャート」 を日本でも提供開始した。
音楽に触れる重要な場となっているYouTubeにおいて、何が聴かれ、何が観られているのか。チェックしておきたいチャートになりそうだ。
◆ 「YouTube 音楽チャート」
https://charts.youtube.com/
楽曲、MV、アーティストの再生回数ランキングが公開、プレイリストでチェックも可能
「YouTube 音楽チャート」では、
- リリース後すぐに人気となった新着ミュージックビデオのトレンドをまとめた「急上昇」
- 公式MV・ユーザー動画を含めて、最も多く再生された楽曲をまとめた「楽曲ランキング」
- 最も多く再生されたフルバージョンの公式ミュージックビデオをまとめた「ミュージック ビデオ ランキング」
- 最も多く再生されたアーティストをまとめた「アーティスト ランキング」
をチェックすることができる。
「楽曲ランキング」・「ミュージック ビデオ ランキング」・「アーティスト ランキング」は毎週月曜に更新、「急上昇」は毎日更新されるようだ。
また、それぞれのランキングはプレイリストとしてまとめられており、カテゴリタイトル横のアイコンから視聴することができるので、まとめてチェックしたいときには便利だ。
国別や週別でのチェックも可能
またチェックしておきたいポイントとして、この 「YouTube 音楽チャート」 TOP画面の左上のドロップダウンリストから、他の国のランキングも見ることが可能だ。日本のプレイリストと世界のプレイリストを比較してみるのも面白い。
また、毎週更新の各カテゴリタイトル(「楽曲ランキング」など)をクリックした先の個別ページでは、ドロップダウンリストから、集計週を変更することができる点もおさえておきたい。
音楽の視聴方法が多様化する中で、主要な接触ポイントのひとつとなっているYouTube。(日本レコード協会が公開している「音楽メディア実態調査 2017年度」 の “主な聴取手段” にもYouTubeは一番に挙がっている)
そのランキングとなる今回の「YouTube 音楽チャート」。勢いや注目度を読み取るひとつの方法としてチェックしておきたい。
音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。