光射す天窓を人工的に生み出す “CoeLux”
2016-02-07

始まりを感じさせる朝日、活動的な日中の光、寂しさも感じる夕日など、心を動かす力がある“日の光”。
エンターテインメント、とりわけ舞台芸術においては、太陽の光を証明で模倣・誇張することで、観客を引き込む表現の重要な要素になっています。
 
そんな照明の新しい可能性として、人工的な“日の光”を生み出す照明があります。それが「CoeLux」です。

CoeLux-05
公式ページより、CueLuxの使用例。まるで天窓があるかのような光が部屋に差し込む。
 

CoeLuxはナノ粒子を散りばめた、ミリメートル単位の厚さのプラスチックの層を用い、LEDを太陽と同じ波長に調整することで、太陽の光を再現しています。
 

Coeluxは、太陽の角度のパターンごとに60、45、30の3つのソリューションを提供しています。

 
CoeLux 60 – 熱帯地方の鮮やかで明るい光
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CoeLux 45 – 地中海の柔らかでバランスのとれた光
Coelux45_square_web

CoeLux 30 – 北欧の暖かく少し暗い光
CoeLux30_square_web

CoeLuxはインテリアの照明としてだけでなく、医療現場や空港、そして展示などの表現にもすでに利用されており、新しい感覚を観る人に与える可能性を模索されています。
 
  

– Comment –
 
窓の無いはずの屋内に、ぽっかりと開く天窓のような照明。
そんな不思議と心が動く風景を作り出せるCoeLuxに、日の光の力と、それを取り入れた表現の可能性を感じます。
 
決して自然では無い、ただ自然と錯覚する室内で体感する音や体感 という経験は、新しい価値を生み出せるのでは無いでしょうか。
 

 
ソース:

 
 
最後までお読み頂き、ありがとうございました。


Yuki Abe

Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。