エイベックス・テクノロジーズ、Vobile Japan、NexTone、3社による次世代著作権管理の実証実験に関する基本合意書を締結
カテゴリ:エンターテック
2020-04-24

エイベックス・テクノロジーズ株式会社、Vobile Japan株式会社、株式会社NexToneの3社は、 ブロックチェーンとAI技術を活用した次世代の利用楽曲特定、及び音楽著作権管理システムの構築を目的とした基本合意書を締結した。

At vo nt

エイベックス・テクノロジーズの“ブロックチェーン技術”、Vobile Japanの“AI技術”、そして著作権管理のNexToneによる実証実験が行われることとなる。

 

複雑化する音楽著作権の利用特定・管理を、より透明性高く確実に還元していく仕組みを

昨今、コンテンツが多様化することにより、音楽著作権の利用特定並びに管理が複雑化している。また、音楽著作物の演奏利用においては、日々発生する膨大な利用データの処理について、人手を使った著作権管理手法だけでは十分な管理が行えない課題もあり、より透明性高く、より確実に権利元へ還元できる仕組みが求められている。

このような背景を踏まえ、エイベックス・テクノロジーズ株式会社、Vobile Japan株式会社、株式会社NexToneの3社は、 ブロックチェーンとAI技術を活用した次世代の利用楽曲特定、及び音楽著作権管理システムの構築を目的とした基本合意書を締結した。

エイベックス・テクノロジーズが持つデジタルコンテンツに関する権利の記録・分配を行うためのブロックチェーン技術「A trust™」(エートラスト)と、 Vobile Japanが持つ動画・静止画・音声等を識別するためのAI技術「MediaDNA™」(メディアディーエヌエー)を活用した実証実験をNexToneも含め3社にて実施していく。

 

2020-04-24 | Posted in エンターテック | by Yuki Abe

Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。