湖池屋、新スコーンをかじる音を活かしたミュージックビデオとビートメイカーを公開
2019-02-12

株式会社湖池屋は、32年ぶりに刷新したロングセラーブランド「スコーン」の食感を強化したことで、“かじる時に鳴る音が大きくなりすぎた”ことを受け、その咀嚼音を「スコ音(おん)」と命名し、この音で制作した音楽を届けるミュージックビデオ「#スコ音」と、スコ音だけで自由自在にリズムが刻めるビートメイカー「スコ音BEATMAKER」を、本日2月12日より公開した。

音楽・音を活用したユニークな事例としてぜひチェックを。

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スコーンをかじる音で構成されたミュージックビデオ「#スコ音」

生地の抜本的な見直しにより、カリッと”サクッと”から“ザクッと”へと食感を強化した新スコーン。そのスコーンをかじる際に鳴る音を「スコ音」と命名し、その勢いのままに制作したのがミュージックビデオ(MV)「#スコ音」だ。


・「#スコ音」URL:https://youtu.be/qYF5Kv9C2XQ

 

スコ音で奏でる音楽の世界観を伝えるため、乃木坂46やでんぱ組.incなどの有名アイドルグループや相対性理論やクラムボンなど実力派バンドのミュージックビデオを手掛ける映像監督 山崎連基 氏を起用。様々なスコ音で構成されたミュージックビデオ「#スコ音」を制作した。

ミュージックビデオでは、野性爆弾のくっきーと、Instagramで話題の美少年 翔くんが共演。私立スコーン学園(通称 スコ学)の教室内で、スコーンを何となしに口に入れたくっきー。その瞬間、彼のかじる音に合わせて初期衝動あふれるパンク音楽が展開し始める。止まらないスコーンと鳴り響くスコ音。やがて音楽は、ヒップホップ、さらにドリルンベースへと変化し、スコ音で埋め尽くされていく…そんな中毒性の高いMVに仕上がっている。

 

スコーンをかじるだけで自分だけの音楽が作れる!「スコ音BEATMAKER」

このMV「#スコ音」に合わせて公開されたのが、MVのようにスコーンをかじるだけで気軽に音楽づくりが楽しめるツール「スコ音BEATMAKER」、湖池屋が総力を挙げて開発したWEBサービスだ。

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・「スコ音BEATMAKER」URL: https://beatmaker.sucorn.academy/

 

タイミングに合わせてスコーンをかじって楽しむ、いわゆる”音ゲー”の要素も持ちながら、作ったビートを使いオリジナルの音楽を制作できるサンプラーとしての顔も持ち合わせているユニークなものとなっている。

スコーンをかじって音を鳴らすことでリズムが生まれ、スコ音ビートが完成。トレーニングモードで練習した後には、タイミング通りにスコーンをかじることで得られたスコアがS~Dランクで判定されるハードな「SHIGOKI MODE」も搭載。さらに、作成したスコ音ビートは、ラップバトルのバックトラックにしたり、バンドと合わせたり、ダンスのBGMにしたり、好きな音楽と組み合わせて自分だけのオリジナルバージョンをつくることも可能。若者に人気の動画SNSへの投稿に活用することもできる。

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中毒性のあるMVと、それを製品を食べながら自身で体験できるビートメイカーを合わせて公開したユニークな本施策。ぜひチェックしておきたい。


Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。