センクシャ、エンタメ現場の仕事に特化したマッチング・アプリ「URAKATA」をリリース
カテゴリ:エンターテック
2019-01-23

株式会社センクシャは2019年1月22日、エンタメ現場の仕事に特化したマッチング・アプリ「URAKATA」(iOS版)をリリースした。

Urakata

「URAKATA」
https://itunes.apple.com/jp/app/urakata/id1446963651?mt=8

 

深刻化する現場での人材不足に対して、「適材適所」を実現

開発経緯はこのように語られている。

ひとことで「エンタメ現場の仕事(裏方)」と言っても、その現場はコンサート・舞台・TV・CM・スポーツ・イベント・展示会など多岐にわたり、職種も美術・照明・音響・映像・運営……と千差万別です。規模もジャンルも多種多様なこの業界では、各分野で高い専門性が求められることも相まって、エンタメ・コンテンツの盛り上がりと反比例する形で、現場での人材不足が深刻化しています。
「URAKATA」はこのような専門性の高い職種を分類・階層化し、たくさんのスタッフさんの「適材適所」を実現できるよう開発しました。

 

このアプリ「URAKATA」の特徴として、以下が挙げられている。

1. エンタメ現場に特化した多彩な職種を網羅
エンターテインメントの現場ならではの職種を150種類以上網羅。ユーザー同士の的確なマッチングが行えるよう、エンタメ業界の関係者へ何度もヒアリングを行い、多彩な職種を分類・階層化。

 

2. 仕事の受注・発注をアプリ内で行える
単純なユーザー同士のマッチングだけでなく、仕事単位でユーザーの募集・受発注が可能。ユーザーの募集は、勤務地や時間・内容・報酬金額などをタップし入力するだけで簡単に行える。

Sub1

 

3. ユーザー同士の評価システム
人材マッチングの指標となるのが、業務実績とユーザー同士の評価。ユーザー同士の5段階評価システムを実装しており、スタッフ一覧画面から閲覧が可能。アプリを用いて仕事をすればするほど高い評価が集まり、優先的に仕事の依頼が来る。

 

業界全体でリソースを可視化し、流動性を確保

このアプリのリリースに合わせて、株式会社センクシャ 代表取締役 小松崎 泰広 氏のコメントも公開されている。

「IT技術の進歩と並行してエンタメ産業は成長を続けていますが、そのコンテンツの影で仕事をする『裏方』の需要も増加しています。私も大手イベント制作会社で営業を10年以上担当しましたが、エンタメの現場では人材の不足が深刻化しており、過酷な労働環境の常態化が進んでいることを目にしました。
この問題は、業界全体でリソースを可視化し、流動性を確保することで解決できるのでは?と思い、『URAKATA』を開発しました。このアプリが、今後のさらなるエンタメ産業の成長に寄与し、現場で働く方々が誇りを持って仕事に取り組める社会を実現することを願っています。」

 

​■製品概要

アプリ名:URAKATA

対応OS:iOS(Android版は2019年内リリースを予定)
URL:https://urakata.ne.jp/
App Store:https://itunes.apple.com/jp/app/urakata/id1446963651?mt=

2019-01-23 | Posted in エンターテック | by Yuki Abe

Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。