Pinterestでファンとアーティストがワークショップ、ARCH DAYS×Pinterestイベント第一弾はSCANDAL『HONEY』PARTY
2018-02-26

ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営するパーティーを楽しむための情報サイト「ARCH DAYS」と、月間ユーザー2億人超の世界中のアイデアやインスピレーションを集めるツールである「Pinterest」とがコラボレーションし、様々な分野で活躍するアーティストやクリエイターを迎えて「世界観やインスピレーションをリアルに体験」する共同イベントがシリーズ化することが発表された。

その第一弾となる、ガールズロックバンドSCANDALの『HONEY』PARTY の模様が届いている。

Loves SCANDAL 会場風景

 

 

シリーズ第一弾は邦アーティストとして初のPinterest認定アカウントを開設したSCANDAL

その第1弾として、国内外で活躍するガールズロックバンドSCANDALの8枚目のオリジナルアルバム「HONEY」の世界観を体験する女性限定のパーティーが2月18日(日)に開催された。

SCANDALは邦アーティストとして初のPinterest認定アカウントを開設、TOKYOを代表するファッションアイコンAMIAYAがビジュアルプロデュースを担当したアルバム「HONEY」のアートワークを展開したことから今回のコラボレーションイベントが実現した。

SCANDAL HONEYジャケット
アルバム「HONEY」

 

 

世界観の作り込まれた会場、アーティストと共にPinterestを用いたワークショップも

会場となった中目黒のPinterest JapanオフィスはSCANDAL『HONEY』からインスピレーションを受け、ARCH DAYSが空間装飾をプロデュース。アルバムのテーマであるコラージュモチーフや薔薇で赤一色になった会場には新曲のミュージックビデオが流れ、一歩踏み入れるだけでアルバムの世界観を目でも耳でも直感的に楽しめる空間に。
Loves SCANDAL 会場風景2
ARCH DAYSがプロデュースする、SCANDAL「HONEY」からインスピレーションを受けた空間

 

SCANDALメンバーもサプライズで登場し、来場者と一緒にコラージュのワークショップを楽しんだり、3月から開催する約3年ぶりとなるホールツアー「SCANDAL TOUR 2018 “ HONEY ”」に設置するフォトブースのアイディアをPinterestを使って一緒に考えるなど、来場者と近い距離で貴重な時間を過ごした。

Loves SCANDAL 会場風景3
SCANDALメンバーもサプライズ登場。Pinterestを使ったワークショップも行われた

Loves SCANDAL 会場風景4

 

 

リアルイベントでファンと繋がり、Pinterestでアイディアを共に生み出していく

「ファンと直接触れられるリアルイベント」に注目が集まっている昨今。「ARCH DAYS」と「Pinterest」のコラボレーションによる楽しみなシリーズのニュースが届いた。

リアルイベントではいかに“アーティストやブランドのカラーにあった空間・コンテンツ”を用意し、“直接アーティスト/クリエイターとの有意義な交流が持てるか”が重要になってくる。

パーティを知り尽くした「ARCH DAYS」による統一された空間装飾は、そこで過ごすファンの時間をより特別なものにしてくれる。
さらに、ツアーのフォトブースアイディアをアーティストとファンが一緒に考えるのに使うツールとして「Pinterest」を使っているのも注目したい。SNSと認識されていることも多いPinterestだが、その「ボード」と「特徴的なキーワード検索」を活用し、アイディアのイメージを言葉ではなく画像でコミュニケーションし合う、そんな“ディスカバリー・エンジン”としての活用が昨今注目されている。

この「ARCH DAYS」×「Pinterest」によるリアルイベント、今後もどのようなイベントが出てくるのか注目したいシリーズだ。

 

 

2018-02-26 | Posted in イベント/LIVE, エンターテック | by Yuki Abe

Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。