ネイキッド × コルク × エイベックス、マンガを「読む」から「体感」へと変えるプロジェクト『マンガ マッピン!』始動
2017-10-31

ネイキッド × コルク × エイベックスのコラボレーションにて、マンガ×現代のアートによる新たなマンガ表現の楽しみ方を、世界に発信するプロジェクト『マンガ マッピン!』の始動が発表されました。

 

プロジェクト『マンガ マッピン!』イメージムービー。

 

『マンガ マッピン!』プロジェクトは、ネイキッド村松亮太郎氏の「マンガの世界が現実に現れたら」という着想を元に、村松氏と、コルク代表 佐渡島庸平氏との出会いによって生まれたプロジェクト。

このプロジェクト内では、マンガ表現を、空間、音、触覚、ネットワークなどを用いて、「読む」「見る」から、「体感する」「参加する」体験へと変えていく、マンガ表現を「立体」で体感するアートを定期的に発表していくとのこと。

さらに楽しみなのが、「アーティストライブでのマンガ マッピン!コラボ演出」や「新人作家×ミュージシャンのマンガ表現開発」など、マンガ家だけでなく、ミュージシャンなど様々なクリエイターともコラボレーションを予定している。マンガの体験を変え、さらにライブなどにも新たな体験をもたらしてくれそうなプロジェクトです。

 

Main
イメージ画像。ネイキッドの高いプロジェクション・マッピング技術で再現されるのか!?

 

このプロジェクトでは日本から生まれた表現であり、世界中の人々とノンバーバルなコミュニケーションが可能となる「マンガ表現」のアートを、国内だけでなく、欧米、アジアなどの世界各地で、展開予定。
その第一弾の作品発表の詳細については、11月上旬に別途発表予定です。

 

– Comment –
日本がもつ強力なコンテンツ “マンガ”。そのマンガのキャラクターに躍動感を生み出し、また世界に引き込む役割を果たす「マンガ表現」をアートにし、さらに他の体験を変えるプロジェクトようなプロジェクトですね。プロジェクション・マッピングの最先端を行くネイキッド、宇宙兄弟などのマンガを軸にさまざまな取り組みを行っているコルク、そしてエンターテインメントのエイベックスがコラボレーションすることによって、どのような新体験・演出が生まれるのか、今から楽しみでなりません。


Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。