Rhizomatiksの10周年を記念した「Rhizomatiks 10」の模様を、写真を中心にご紹介する。

ELEVENPLAYやPerfume、オリンピック閉会式をはじめ、様々な場面で先進的な体験を創造し続けるRhizomatiks。その実績の裏には、多くの実験やチャレンジが連環し構成されていることを感じさせる展示内容であった。

2017年4月19日〜30日、Spiralで開催されていた

メインとなる展示。壁一面にRhizomatiksが手がけてきた様々な作品が上映される。

作品数は120に及ぶ。

ディスプレイに対してそのつながりがプロジェクションされていく。作品それぞれが樹形図のようにつながり、新たな作品がこれからも生まれていくだろう

VR体験のコーナーも行列待ちとなっていた。

120にも及ぶ作品のディスプレイ一つ一つを、来場者は食い入るように覗き込んで胃k他。

特に印象深かったのが、実験の中での失敗の映像を流しているコーナー。
彼らの作品はステージの上での華やかな世界が思い浮かぶが、その裏には彼ら一人一人が存在し、多くのチャレンジと失敗を重ねた上で成り立つのだ、と痛感させられる。

この作品群の先に、次はどのような作品が生まれるのか。
実に楽しみでならない。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験（演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など）」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み（エコシステムや新しいビジネスの在り方）」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト／ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。

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