一見するとアナログ、しかし裏側にあるテクノロジーが新しい体験を与える時のインパクトはとても大きいもの。
そんな体験を企む人に良い刺激を与えてくれる、そんなギターがヤマハ株式会社から発売される。
アンプを使わずにリバーブなどのエフェクトをギターの生音に付加することができるアコースティックギターの新製品『トランスアコースティック™ギター LL-TA VT』。
11月11日(金)発売 定価は150,000円(税抜)。
一見すると普通のアコースティックギター、ただその音色は驚きに満ちている
アコースティックギターの豊かな響きは、弦の音色をボディ全体で響かせることで生まれている。
ただ、この『トランスアコースティック™ギター』には、電気信号を振動に変換しボディを振動させる「加振器」が内蔵されており、実音に合わせてさらにボディを振動させることで、コーラスやリバーブといったエフェクト音を直接生み出している。
アコースティックギターから、エフェクトがかかった音が鳴る驚きとその音色は、動画で確認してほしい。
今後テクノロジーの応用方法として注目される一つの観点としてある、「伝統的・アナログ的なものへテクノロジーを組み込むことによる新しい体験の想像」。
ただそのテクノロジーの効果を高めているのは、ヤマハがこれまで積み重ねてきた“楽器への高い技術”があることも忘れたくはない。
既にある技術に敬意を払いつつ、活用し組み合わせて新体験を想像する、そんな姿勢で是非このギターに触れてみたい。
発売は11月11日(金)、実に待ち遠しいプロダクトだ。
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音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。