Björk 「Quicksand」をリアルタイムVR360°ストリーミング配信決定!(6月28日限定→終了しました)
カテゴリ:VR/AR, イベント/LIVE
2016-06-28

先日のBAKERYの記事でも取り上げたBjörk(ビョーク)による音楽とVRのエキシビジョン『Björk Digital』。

これに先駆けて本日開催される「Making of Björk Digital -公開収録&トーク」の企画として、
アルバム「Vulnicura」収録の「Quicksand」を360°VRライブストリーミング配信することを発表した。

プラットフォームはYoutubeで、本日6月28日午後8時から約5分間を予定しているとのこと。

bjork

スマートフォンを用意して、ぜひ鑑賞を。

→ 2016年6月28日 21:00に公開終了しました。

– 鑑賞後Comment –
 
21:00を少し回ったタイミングでスタートしたリアルタイムVR360°ストリーミング。
360°を撮影するカメラが中心配置され、さらにモーションキャプチャが十数台配置された舞台で、Björkによるパフォーマンスが展開されました。

生のパフォーマンス映像にポストプロダクションなし・リアルタイムで合成される映像はまさに圧巻。
Björkの身体がパーティクルとなって溶けていき、さらに再構成されていく非現実な映像と、現実のパフォーマンスとが高いレベルで融合されて展開されていく。
そんな5分間のパフォーマンスはあっという間に終了しました。

VRがトレンドとなる中、“360°リアルタイムVRストリーミング”というだけでも話題性はありますが、
それだけに留まらず、VRだからこその新しい体験を得られる素晴らしい機会でした。

惜しむらくは(回線状況に依存はするものの)インターネット経由であるが故の画質の荒さ。
そしてお手軽なダンボールVRビューアーであるからこその “ピントボケが調整できなかった” という点。

こういった良質なコンテンツが登場すればするほど、より高額なVRプロダクトにも手を伸ばしたくなるのかもしれません。
 

 
ソース:

 
 
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

2016-06-28 | Posted in VR/AR, イベント/LIVE | by Yuki Abe

Yuki Abe

音楽・エンターテインメントとテクノロジーに焦点を当て 「音楽・エンターテインメントが持つ魅力・パワーを高め、伝える体験(演出や技術、それらを活用したマーケティング施策など)」、 「アーティストやクリエイター、音楽業界がよりエンパワーメントされるような仕組み(エコシステムや新しいビジネスの在り方)」 を発信・創造していくことに取り組んでいるクリエイティブ・テクノロジスト/ライター。 「SXSW2017 Trade Show」出展コンテンツ制作やレポート発信をきっかけに、イベント・メディアへ登壇・出演。その他、LIVE演出やVJの技術開発にも取り組んでいる。